平成14年度 事業活動基本方針
スローガン 「新たなる発想と創造」
 昨年9月、米国で発生した同時多発テロ事件は、世界経済の状況を一変させ、株式市場は一時大幅な下落を記録し、IT関連産業にもかげりが見えつつある今日において、景気後退懸念に一層拍車をかける格好となりました。
 日本経済にいおても、従来では考えられなかった財閥の枠を超えた統合、大手企業間による合併が相次ぎ、生き残りをかけた戦いが進む中で、企業のリストラ等による失業率は戦後最悪になろうとしいています。又、中国、東南アジア諸国の経済発展は目を見張るものがあり、生産拠点を海外に移す企業が増え、日本の空洞化に追い討ちをかけ、景気低迷の要因につながっています。
 自動車産業におきましては、地球環境問題で車の排気ガス等も問題の一つとして取り上げられる中、今後”自然と社会の共生”を目指し、新たな車社会への創造が迫られています。
 一方、我々整備業かでは、平成8年に始まった規制緩和と長引く不況下の影響で、以前厳しい状況にあると言わねばなりません。
 又、昨年も生命保険会社や損害保険会社による倒産が相次ぎ、保険業界にも更なる再編の時代がやってこようとしています。
 大自青結成以来、本年度(平成15年度)は30周年を迎えようとしています。我々会員の中を見渡しましても若返りが一層進み、大きな転換期であり、今こそ若い力を結集する時期でもあると考えます。
この様な厳しい環境の中で、我々大自青と致しましても、今一度「大自青スローガン」にありますように、青年業界人として問題意識をもって現状打破の経営に邁進し、「英知」、「情熱」をもって業界発展のために努力してまいりたいと思います。
 従いまして、本年度の事業活動基本方針と致しまして、次の4つを揚げて推進してまいりたいと思います。

1、大自青ネットワークによる車両販売システムの共有化をより一層進め、会員相互の様々な情報や大自青活動を通じて最新情報を研究し発信してまいります。

2、企業経営において重要な財務知識の向上を図るとともに、より効率的な経営戦略のあり方を研究してまいります。

3、規制緩和もと、整備業界がユーザーより求められているサービスのあり方を常に意識し、ユーザーの信頼に応えるため、時代の流れに対応できる新しい付加価値の創造とサービス体制の研究を行ないます。

4、本年度は近青協合同例会の当番幹事クラブであり、我々青年経営者は、近青協活動を通じ、これまで以上に信頼と友情の枠を深め、盛大に盛大に合同例会を開催してまいります。

本年度スローガンと致しました「新たなる発想と創造」は、長引く不況下の中、今、柔軟で若い発想が今までの常識にとらわれず、すべてを前向きに捉え、常に信頼される整備業界のあり方を創造し、業界リーダーとして新たな未来に向けて進歩発展と相互検査を計り、業界の反映と発展に貢献してまいりたいと思います。

 最後になりましたが、この様な大変な時期に会長を務めさせて頂く事になり、改めて身の引き締まる思いですが、微力ながら精一杯務める所存でございますので、関係官庁、関係諸団体並びに諸先輩、会員諸兄の絶大なるご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成14年4月4日
大阪自動車青年会議所
会長 谷 典人