沖縄の旅・2004年3月編その5■■ 3月30日 火曜日 ■■沖縄最終日。朝7時に出発すべく、6時に起床。さくっと顔を作り、朝食を食べて7時過ぎに出発。Sさんの運転で2時間ほどで糸満市にある「平和祈念公園」に到着した。 「平和祈念資料館」に入り、中を見学。悲惨な沖縄戦の様子や、当時の様子を知る方々の証言ビデオなど、じっくりと見たいものがたくさんあったのだが、何しろ12時45分の飛行機に乗らなければならないから、あまりゆっくり見る時間がなかったのが非常に残念だった。1時間半ほど館内を見学し、公園内に出て、平和の礎(いしじ)を少しだけ見た。平和の礎には沖縄戦で亡くなった方々の名前が刻まれているのだけど、驚くほどたくさんの、名前が書かれた石が並んでいた。戦争はくりかえしたくない。 公園の外に出ると、Sさんが駐車場のところで待っていてくれた。 続いて、平和祈念公園から車を少し走らせたところにある「ひめゆりの塔」へ向かった。糸満市は最も戦争がひどかった地域なので、一家全員が亡くなったまま、家と土地だけが残っているような(そして近所の人が仏壇を作って供養している)家がけっこう残っているそうだ。ひめゆりの塔に向かうまでの道には、そういう家がいくつかあった。 ひめゆりの塔では残念ながら資料館まで見学する時間がなく、ひめゆりの塔の前で手を合わせるだけだった。次回沖縄に来るときには、平和祈念資料館とひめゆりの塔の資料館をもっとじっくりと見たいと思う。 ひめゆりの塔の前にある大きなお土産屋さんのなかに「ブルーシールアイスクリーム」という沖縄のアイスクリームチェーン店が入っていたので、それぞれ好きなものを買って車の中に持ち込んで食べた。Sさんによると、もともとブルーシールアイスクリームではソフトクリームしか売っていなかったらしいのだが、いつの間にか種類が増えたらしい。Sさんのおすすめは、紫いものソフトクリーム。Iちゃんは紫いものソフトクリームを、Tちゃんは黒砂糖のアイスクリーム、Nはマンゴーのアイスクリーム、わたしは黒砂糖とマンゴーをダブルで。マンゴーもそれなりだったけど、黒砂糖のアイスクリームはこくがあってすごくおいしかった。ブルーシール、東京にも進出してくれないかな。サーティーワンなんかよりずっと美味しいし、値段も安めなのだ。 さらにSさんが「これ食べなさい」と言いながら渡してくれた包みの中には「さーたーあんだぎー」という沖縄風ドーナツが入っていた。わー、できたてのほかほかでおいしかった。 ひめゆりの塔から那覇空港までは案外近く、空港にはかなり余裕を持って到着することが出来た。到着して荷物を下ろすと、Sさんは「じゃぁここでね、また来てね」とあっさりあいさつをして、ブーッと車を走らせて行ってしまった。最後までさばさばしているSさんだった。まぁいいか、4月29日にはSさんがIちゃんの家に遊びに来るので、みんなで集まる約束をしているし。 ![]() 空港のお土産屋さんを少し物色し(海ぶどうがスーパーの2倍の値段でびっくりした)、搭乗口の方へ。帰りの飛行機もほぼ満席という雰囲気だった。飛行機に乗り込み、席に座るとすぐに睡魔がおそってきた。今朝は早かったからなぁ。 そんなわけで、帰りは眠っている間にいつの間にか着陸態勢に入っていた。羽田空港に着陸するとき、滑走路の誘導灯が光の十字架みたいに見えてきれいだった。 東京は小雨が降っていた。すでに15時頃になっていたのだが、昼間に食べたさーたーあんだぎーの腹持ちがよく、全く空腹感がなかった。あずけた荷物を受け取り、解散。沖縄では違和感がなかったNの足下のビーチサンダルが浮いていたのが印象的だった(スリッポンが壊れてしまったのでビーチサンダルで帰るしかなかった)。 小さな旅もくじに戻る |