小さな旅〜はじめてのフジロック!2005年編〜■■ 7月28日 木曜日 ■■仕事をそそくさと終えて帰宅し、夕飯とお風呂を済ませてから、フジロックフェスティバル会場行きの夜行バスに乗るため新宿へ。荷物はうしろに登山用のリュックサック(おそらく35〜40P位)、前には会場内持ち歩き用のリュックサックとウエストバッグという見るも無惨な姿で、よろよろと新宿西口スバルビル前に到着。 苗場プリンスホテルをルームシェアするAさんとKさんとYさんと合流。久々に会ったので、一瞬わからなかったけど、そうそう、こんな感じの人たちだった。皆さん大荷物で。 フジロック行き夜行バスは、普通のバス停に並ぶように列に並び、前の方から順にバスに乗り込んで行くというシステム。一体何台のバスが出るのかと疑問に思うほどの列の長さ。わぁ、こんなにたくさん音楽バカがいるよ。結局、予定時間より45分ほど遅れてわたしたちの乗ったバスは出発。 この先に、すごく楽しいことが待っているに違いない。 ■■ 7月29日 金曜日 ■■未明、時間調整のため赤城高原サービスエリアで約2時間を過ごす。ここって、2年前に水上にラフティングに行った時も停まってソフトクリームを食べた気がする。夜中なのでソフトクリームは買えなかったが。バスに揺られて目覚めた時には、隣でYさんが日焼け止めを塗りはじめていた。そろそろ日も昇る。さすがエゾロック経験者Yさん、用意周到です。日焼け止めを塗り終えるとまもなく、苗場プリンス近くの駐車場に到着した。すごく晴れている。眠いけど、興奮。 ![]() よろめきながら苗場プリンスへ。チェックインは午後なので、荷物はロッカーに入れておくことにしたのだが、このロッカーがでかい。ほぼスキー客のための宿だからねぇ、苗場プリンスは。 ロビーで身支度を整え、会場へ向かう。苗場プリンスの裏側はテントサイトになっていて、すでに色とりどりのテントがひしめきあっていた。水場やシャワーに並ぶたくさんの人を見て、うーん、これも楽しいだろうけど、苗場プリンスを取れて良かったとしみじみ思った。 ![]() 開場前にホットドッグを食べつつ、オフィシャルグッズ売り場に並んでみた。ずば抜けてかわいいと思えるものはなかったが、わりとかわいいかなと思えるフジロックバカ向けTシャツを一枚購入。いやぁ、音楽バカがいっぱいでうれしくなっちゃうね。しかし意外にもロングスカート人口が多いことにびっくりした。南米・東南アジア風おしゃれさんが目立ちます。 ![]() 日よけ対策万全で会場入り。AさんKさんが荷物置き場を確保しに行っている間、わたしとYさんはGREEN STAGEとWHITE STAGEのグッズ売り場(激混み)に並んでみた。くるりファンクラブに加入しているYさんによると、先日の「廿日ゑびす」(ライブ)で見たTシャツはいけていなかったらしい。本当だ、遠目にもいけてない。どうしたあのレモンイエロー地に蛍光色のプリントの組み合わせは。とくに欲しいTシャツがないんですけど、どうしよう。 そうこうしているうちにEddi Readerの時間が近づいてきたのでグッズを諦め、ひとりORANGE COURTへ急いだ。WHITE STAGEの手前、「ところ天国」近くは河原があって、爽やかでいい感じ。モカソフト(ウマい)を買って、食べながらORANGE COURTへのボードウォークを進む。おぉこれが噂のボードウォーク。木漏れ日と森の香りが非常に心地よい。 ![]() ORANGE COURT手前、FIELD OF HEAVENにはいろんな屋台が出ていて、小腹が減ったので軽く腹ごしらえをすることに。大豆ミンチのタコライスを食す。ついでにオリオンビールも。bobin & the mantra というバンドが東南アジア風のなかなかよい演奏をしていた。 ORANGE COURTでは、Eddi Readerが自らギターのチューニングをしていた。エラがはっているが背の高いかわいらしいおばちゃんだ。マイクテスでは自ら歌ってくれた。う、うめぇ。テストなのに感激。 本番は、Eddi Readerのアコギとアコーディオンとエレキギターのトリオ。素晴らしいね、本当。大学に入学したばかりの頃に買ったCDの人が目の前でしかも日本の山奥で歌っている、というのはとても感動的だった。これがフジかぁ。早くもやみつきになりそうな予感。 Eddi Readerのステージが終盤に近づいた頃に雲行きが怪しくなり、終わった頃に激しく雨が降ってきた。早くもレインスーツの出番、備えあれば憂いなし。しっかり丸めて袋に収めてあり取り出しにくいので、どうしても少し濡れてしまうのは避けられないけど、ゴアテックスのレインスーツはやっぱりすごい。雨に濡れた服がスーツの中で次第に乾いて行くし、保温性も高くて非常に快適。リュックにはザックカバーを。Lisa Loebの出番が近づくまで折り畳み椅子に座って待機し、人が集まってきた頃にステージ正面へ。Lisa Loeb好きのKさんとAさんに再会。 そして登場しました、Lisa嬢(といっても30代後半なのだが)。今回は念願のバックバンドも一緒でうれしい限り。Lisaは黒いワンピースに黒ぶちメガネ、金髪がキュート。あのアコギはいつ見てもかっこいいなぁ、カッタウェイ部分がとがってて。あれが欲しい。 一曲目のDo You Sleep?のイントロのギターにLisaのヴォーカルが合わさった時には鳥肌が立ちました。彼女の澄んだ声は素晴らしく伸びが良くて、雨ふりの空に広がって行きました。それから、ギターを始めた頃にLisaの曲の中でわたしが初めて練習したFalling In Loveも。アコギ一本弾き語りのWishing Heartも。I Doも良かった。本当に感動したので、ここまでですでに¥38,000つぎ込んだ「かい」というものを感じてしまった。 Lisa Loeb終了後、FIELD OF HEAVENの屋台にて、おやつにパン屋のアンズパイ(ちょっと固い)を購入してthe beautiful girls(男性バンドだけど)を鑑賞。これは期待以上にカッコ良かった。Jack Johnsonの前座などを勤めたりもしていたバンドらしいのだが、CMで聞いたことのある曲もいくつかあり、レゲエ調のバンド演奏が心地良かった。 COLDPLAYを見るため下山する途中、ところ天国でふつうの中華そばをかき込む。山の中で食べたせいか、けっこう美味しい。グッズ売り場の横を通ったら、さっきよりもだいぶ空いていたので、列に並ぶことにした。並んでいるうちにGREEN STAGEではCOLDPLAYの演奏が始まってしまったが、遠くから聞こえて来る音楽に耳を傾けるのも、これがまた気持ちがいい。フジのいいところは、こんな山の中なのにどこにいても遠くから音楽が聞こえて来るところだなぁとしみじみ思った。 結局、グッズ売り場のテントの中にだけ展示してあったFATBOYSLIMのスマイルマークのTシャツを一枚購入。うん、なかなかかわいい。明日見るかどうかは未定だけど。 ![]() COLDPLAYが演奏するGREEN STAGEはすごい人だった。前からうすうす思っていたけど、彼等の曲は夜に映える。ステージの幻想的な照明も相まって、彼等の演奏を引き立て、本当に素晴らしいステージだった。フジロック最高。 この後、日中にチェックインを済ませてくれていたYさんと合流し、屋台コーナーでもち豚の串焼きを食す。美味しいけどやや塩分過多。Foo Fightersを見ようと意気込んでいたのだが、途中まで見て、Yさんもわたしも疲れと眠気には勝てなかった。肩がいてぇ。足がだるい。雨のせいでぬかるんだ道を慎重に歩きながら、苗場プリンスに戻った。 ソファベッドとあったかいお風呂が気持ちいい。お風呂から上がった頃、Foo Fightersを最後まで見たAさんとKさんが興奮ぎみで戻ってきた。本当は夜通しで遊びたいところだったけど、誰も体力には勝てなかったのだった。 小さな旅もくじに戻る |