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大学院に通うようになってから半年ほど経過した2001年10月。学部時代に比べてバイトをする時間も少なく、毎食毎食何かを買っていたのではお金がなくなって困るなぁと痛感し始めていた。 そこで、お弁当を作って持って行くことにしよう、と思いついた。自宅から通学しているので、材料の調達に困ることもない。 初めのうちは妹が高校生の時に使っていたプラスチックの二段式のお弁当箱を使っていたのだが、どうも味気ないし、ちょっと小さいなぁと思うようになり、新しいお弁当箱を購入することにした。 デパートの食器売り場を物色していたら目についたのがこれ。秋田県の伝統工芸品、秋田杉で作られた曲げわっぱのお弁当箱。これにごはんを詰めたらおいしそうだろうなぁ、想像力がふくらんで、もはや他のお弁当箱など目に入らない。値段はもちろん高い。記憶があいまいなのだが、6000円だったか7000円だったか。そして、いつものわたしのことだから、多少高くても長く大事に使えばいい、の精神に基づいて買ってしまった。 期待は裏切られなかった。これにごはんを詰めると見るからにおいしそうになるのである。しかも蓋が密閉されすぎないので、水分が程良く逃げてくれる、つまり、中身がムレすぎることがない。お弁当箱自体の匂いもいい。表面がきちんとコーティングしてあるので、汁気のあるものが染みたりごはんつぶがこびりついたままになったりすることもない。さらに、プラスチックのお弁当箱のように黄ばんだり、ふたのゴムパッキンが汚くなったりする心配がなく、清潔感がある。ついでに秋田杉には殺菌効果もあるそうだ。(ちなみに仕切り板は自在に動かせる。) 難点を挙げるとすれば、縦にすると汁がもれる点と、底面積がかなり大きいという点である。それでも、縦にしないようにこのお弁当箱を手提げに入れ、学校に持って行っている。中身を知っていても蓋を開けるのが楽しい (2004/01/05)。 もくじにもどる |