2007年3月のふつうの日記


■■ 3/24 SAMEDI ■■


「お針箱展」最終日。

午後になって会場に行くと、ノートに懐かしい友達の感想が書いてあって嬉しかった(と同時に、もう少し早く来ておくんだったと少し後悔もした)。
さらに、今日はもともと来ると言っていてくれた友達の他にも、何人かがふらっと覗きに来てくれて、とても嬉しかった。

それから、Eのおめでたを知らされ、これまた非常に嬉しい。中学の時から知っているEがお母さんになるのかぁ。本当に感慨深いものです。

いやぁ、イラストが多少描けてよかったなと思うのは、こういう再会のきっかけになったりするイベントに参加できる事ですね。

あっという間に終了時刻になって、片づけには30分もかからない。
展示が終わった後の、ちょっと寂しい瞬間。
でも参加できて良かったな。 8人で打ち上げに行った。
開店直後の夕方5時頃に店に入ったので、6時間飲んでも11時だよねーとか言っていたけど、本当に6時間位、今日は土曜日だったし、気兼ねなく飲んでいた。和民だったので、水曜日に食べられなかった卵焼きもあったし。

あー、終わった。
ご来場の皆様、ありがとうございました。


■■ 3/21 MERCREDI ■■


「お針箱展」3日目。
間に祝日が入るなんて、なんてラッキー。

昼過ぎに行くと、一緒に展示をしている人はまだ誰も来ていなくて、ギャラリーのオーナーの檜さんがいらっしゃった。
今までたくさんの絵画を見ていらした檜さん。彼女から見ればまだまだヒヨッコのわたくしですが、専業じゃないからこそ表現出来るものもあるし、時々こうやってグループ展に参加することで定期的に絵を描く、と決めて仕事の合間を縫って続けていけば、人生豊かになると思うわよ、というような事を彼女はおっしゃった。



次第に一緒に展示をしている人たちが続々と集まって、来ると言っていた友達や両親が来たり、突然来てくれた友達もいたりして、さし入れのおやつを食べたりして、楽しい午後。

夜は近くの「わたみん家」に行き、懇親会。
といっても、懇親会に行ったメンバーはこの間の「どうぶつかるた展」でご一緒したみなさんなのだが。

明日が仕事じゃなければ気兼ねなく飲めるんだけどねぇ。
10時半を回ったころに解散。

しかしなんと言っても、今日のヒットはコレ。

妹の(なぜか)由布院のお土産。
ぬっりっかっべっ。



■■ 3/18 DIMANCHE ■■


お彼岸のお墓参りに母親と二人で仙台へ。

今日はかなり寒かったけど良く晴れていたので、9月のお彼岸からだいぶ時期が開いてほこりっぽくなったお墓をしっかり洗う事ができた。
お昼に、メトロポリタン仙台の中の中華料理屋で美味しい五目そばを食べて暖まる。

帰りの新幹線はいつもぐっすり寝てしまうのだけど、ふと目が覚めて窓の外を見ると、薄い水色の空にところどころ浮かんだ雲の端が夕陽でオレンジ色に光っていて、なんとも美しかった。
「Mちゃん生まれた日はいいお天気だったよ」というフレーズをまた思い出してしまい、また目頭が…。母親は隣で熟睡していた。

帰りの新幹線は私の方が先に降りなくてはならなくて、ホームから新幹線に残っている母親に向かって手を振ったのだけど、エスカレーターを降りながら悲しくなってきてしまった。

なんだこれ、第二次ホームシックの到来か。

こんな気持ちも、月曜に仕事が始まれば、忙しさにまぎれて薄れるのだろう。


■■ 3/16 VENDREDI ■■


28歳の誕生日。

朝、会社に着くと、母親からメールが入っているのに気付いた。
題名:おめでとう!
今日は東京初雪だったらしいね。
おー寒゛いね。
Mちゃん生まれた日はいいお天気だったよ。

なんか、もう、目頭が…。
子供のときによく見せてもらった、自分が生まれた時の写真とか、いつの間にか年をとった母親とか、いろいろと思い浮かべてしまって、泣くとすぐに目の周りと鼻が赤くなるので必死でこらえた。
きっと親というものは、自分の子供が生まれた日の事を、いつまでも忘れないものなんだろう。
しょっちゅう帰っているのに、急に実家に帰りたくなった。



■■ 3/4 DIMANCHE ■■


2日目の今日も昨日以上にいいお天気。
朝も温泉に入って、美味しい朝ごはんをたらふく食べた後、宿を後にした。
感じのいいおばちゃんだったな。

今津浜海岸駅からひと駅目の伊豆稲取で下車。
今日はもう4日だけど、この地域では「雛のつるし飾り」の風習があり、4日になってもお雛様を片付けないようだ。町のお店の至る所に、かわいらしいつるし飾りがぶらさげてある。つるし飾りは一つ一つのモチーフが手作りで作られているので、思っていたよりもいいお値段。

海沿いの道を歩いて、町で一番大きな、雛のつるし飾り会場へ。海辺は気持ちいいなぁ。海を背景にした人のシルエットが好き。
雛のつるし飾り会場は、意外にも入場料を取るところであった(200円だけど)。でもそれだけ払って見る価値はありました。町の人のご家庭に代々伝わる貴重なお雛様とつるし飾りを御好意で貸していただいているというだけあって、昔のお雛様のちょっと怖いお顔なんかも拝見でき、歴史を感じる時間を過ごすことができた。

お雛様を見た後は、少し高台にあるみかん園へ。あまりにも天気が良く、坂を登って来たから、もう汗ばむほど。
こちらはみかん狩り(というか、季節の柑橘類)を楽しめるのだが、みかん園の奥にあるお宅で、やはりお雛様とつるし飾りを展示していた。かなりご高齢と思われるおばあちゃんが傍らで、起きているんだか寝ているんだかわからない雰囲気で見張り番をしていて、そちらの方が気になった。
みかん園の売店でみかんはちみつを味見したらとても美味しかったので、購入。

高台から駅に向かう近道を抜け、駅前に戻る。
駅に近い食堂に入ると、思いのほか混み合っている店内。地魚定食を注文した。運ばれてきたものは予想以上に大量の新鮮な刺身が盛られていて、お米も非常に美味しかった。いいねぇ、海辺の町。

帰りのスーパービュー踊り子まではかなりの時間があったので、何駅か東京寄りの熱川の町をチラっと見てから帰る事にした。

町のいたる所に白い木のやぐらがあり、源泉の湯気がもうもうと湧き出ている。しかし少し陽が傾いて気温が下がって来たのもあったし、人が少ないのもあったし、閉店してしまったお店が残っていたりしたのもあって、熱川はなんとなく寂しい感じのする温泉街だ。
急な坂を下るとすぐ海辺へ。そう言えば昨夜は満月に近い月を見たっけな。今日は潮が満ちているようであった。狭い浜辺を地元の子供グループが猛スピードで駆け回る。まだうすら寒いのに半袖の青いTシャツを着ていた少年、キミは大きくなったらなかなかの男前になると思うな。海はいつまで見ていても飽きない。

駅の反対側には有名な「バナナワニ園」があり、門の前のワニの形に刈られた木がキュートだったけど、すでに閉園の時間だったのもあり、やはり人通りが少なくて寂しい感じだった。採算が取れているのかどうか心配になった。

電車の時間が近づいて来たので駅に戻り、駅の売店で温泉まんじゅうとお菓子を買って、スーパービュー踊り子に乗り込む。スーパーと付くだけに、シートがふかふかでとても快適だった。
大船あたりからどんどん現実に引き戻されて、大崎あたりを通過する頃には完全に現実に。

あぁ現実だけど、毎日行くべきところがあるというのはとてもありがたい事だと思う。


■■ 3/3 SAMEDI ■■


土日を利用して、NちゃんとTちゃんと共に東伊豆へ。

朝8時発の踊り子号に乗るべく、東京駅へ向かう。
早めに着いたが、ほどなく3人で合流。最初はホームにほとんど人がいなかったのだが、電車がホームに入って来る頃には、たくさんのおばちゃん達でごった返していた。そして、確かにNっしーの忠告通り、単なる踊り子号はあまりきれいな列車ではない。

うとうとしているうちに、踊り子号は伊豆半島の根元の方へ。海が見えてきて、雲の間から陽が射しはじめた。海はいいねぇ。



河津駅で下車して、河津桜祭りでにぎわう川沿いへ向かう。
この暖冬のせいで河津桜(早咲きの、ピンク色が濃い桜)の見ごろはとうに過ぎていて、黄緑とピンクが混ざって濁った色の桜並木が連なっていた。それでもところどころちょうど見頃になった木も混ざっていたし、菜の花の黄色も鮮やかで、何より天気が良くて暖かく、とても気持ちがいい。



お昼の時間が近づいていたので、川沿いの出店に出ているこのあたりの特産品である「サンマ寿司」(酢じめのサンマを酢飯の上に乗せた押し寿司)を各自購入し、土手に整備された階段に腰掛けて食べた。なかなか美味しかった(けど、8切れのうちの最後の2つを食べる頃には飽きていたのだが。)



川上に向かって歩いていくと、予想に反して見頃を過ぎた木の割合が増えてきた。出店もなくなり、桜もなくなり、さてどうしようか、ということで、バスでループ橋と河津七滝(かわづななだる)を見に行く事にした。

バス停に着くと、1時間に2本しか来ないバスがもうすぐ来るところで、やってきた乗り合いバスの形は観光バスタイプだった。かなり多くの人が乗っていたが、ちょうど3つ空いていた席に座ることが出来た。

まもなく見えてきたループ橋。うわー、でっかいし、2回も巻いている!
このバスは修善寺行きだったので、一度橋の下を通り過ぎて「河津七滝(かわづななだる)」駅で停車。そこから引き返し、今度はループ橋を通って山の上の方へ。「水垂(みずだる)」というバス停で下車すれば七つの滝を見ながら山を下ることができる。

山道はけっこう急だったので、手すりを掴みながら下っていたら、ふいにフワリとしたホコリのようなものが手に触れた。ホコリだと思って良く見たら、灰色の小さな毛虫が何匹も、その手すりを一生懸命に登っているのであった。ヒー、あなた方、何やってんの。
七滝のうちのいくつかは、これが滝?というようなシロモノだったが、気持ちのいい散歩ルートであった。「踊り子と私」の像もあったし、いろんな意味で楽しいルートだった。



バスで来た道を下り、再び河津駅へ。
ローカル電車に乗り、ひとつ隣の今津浜海岸駅で下車。
本日の民宿に電話をかけ、御主人に車で迎えに来てもらった。海辺から坂を登り、2分ほどで宿に到着。あまりにも普通の一軒家のような風貌なので一抹の不安を抱いたが、扉を開けると感じのいいおばちゃんが出迎えてくれ、建物の中は普通の宿のようだったのでひと安心。それに廊下や部屋もきれいに掃除されていて、窓からの景色は最高に良かった。海を見下ろせてステキ。



さっそく温泉へ(もし庭に人がいたら丸見えな感じのガラス張り)。いいですなぁ。
温泉の後は海の幸をふんだんに使った美味しい夕食をいただいた。ここの民宿、夫婦でやっているみたいで他の従業員はいなそうだけど、これだけの料理を用意して部屋やお風呂の掃除をするなんて、さぞかし大変だろうなぁ。

夕飯後にも一風呂浴びて、
部屋に戻ってふとんを敷いたら、みんな即、爆睡。


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