トマトジュース3

 最近、といっても大阪旅行中のことなのだが、カゴメトマトジュースにはトマト14個分含まれるペットボトルが存在することを知った。大阪旅行以来このペットボトルにお目にかかることはなかったのだが、 ついこのあいだ近所の大型スーパーに行ったら カゴメトマトジュースのペットボトルが安売りされていたので、早速購入することにした。これで 缶のトマトジュースをこまめに買う必要がなくなるぞ、と心をときめかせていた。
 そのペットボトルは冷えていなかったので、帰宅してすぐに冷蔵庫にいれ、お風呂上がりに飲むことに。 ふむ、缶入りのとは微妙に味が違う気がするけど、おいしいトマトジュースである。常に冷蔵庫に このペットボトルがあれば、トマト14個入りというサイズに関わらずきっとすぐに消費してしまうだろうと 予想していた。

 ところが、である。このボトルが冷蔵庫に存在するようになってから、トマトジュースの消費速度が 極端に落ちてしまった。どうもトマトジュースを飲む気になれないのだ。腐らせてはもったいないから ムリヤリ飲むという感じで、心の底からトマトジュースを欲しているわけではない自分がそこにいた。
 なぜか?理由は透明のボトルにあった。トマトジュースを飲む時は必ずボトルを振ってからグラスに注ぐ。 ボトルを置くと、ボトルの壁に一部のトマト果肉の粒子が付着したままになる。ボトルが透明なので、 次に冷蔵庫を開けた時、壁にトマト粒子の付いたボトルが目に入る。見た目が美しくないので、ジュースを飲む気が失せてしまう、というわけだったのだ。

 というわけで、カゴメトマトジュースを買う時は、含まれるトマトの数に惑わされてはならないということを思い知った。買うならトマト4個分入りの115円の缶がベストだ。 キンキンに冷えたトマト4個分入りの缶を 冷蔵庫から取り出してよく振り、グラスにダーッと注いでごくごくと飲む。これが最高。(2001.5.12)


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